(新)跳運守(ちょううんまもり)のご紹介

こんにちは、十日恵比須神社 神職です。この「神職と巫女からのお便り」では神社に関する話題から、私たちが日々奉仕をする中で感じることなど、様々な記事を掲載いたします。
今回は新しいお守り「跳運守(ちょううんまもり)」についてお話させていただきます⛩
◎跳運守ってどんなお守り?
「授かったご縁や努力が実を結び、更なる飛躍へと繋がりますように」
と祈願してあります。
人と人とのご縁は恋愛に限らず、友人、仕事仲間、会社同士のお付き合いなど、多岐にわたります。
例えばスポーツで自身の記録を伸ばしたい時、そのためには、同じ志を持った仲間や、練習に励むことができる環境、的確なアドバイスをくれる指導者、栄養満点で美味しいご飯を作ってくれる家族…ここには書き尽くせない様々な条件が整って初めて、力を発揮することができます。
仕事や受験勉強など、何かを成し遂げたいと願う時こそ、今の自分があることに感謝し、さらに自身を磨く努力を続けることができれば、神様はきっと見守ってくださいます。
えびす様の鯛と、力強く跳ねるだいこく様の白うさぎを刺繍し、このお守りをお受けになられた皆様のこれからが、更なる飛躍へと繋がりますように、心を込めて奉製しお祓いいたしております。
◎えびす様の「跳ね鯛」、だいこく様の「白うさぎ」
えびす様といえば「魚の王様」とも呼ばれる鯛が有名です。当社の拝殿に掲げている帳(とばり)や授与品には、水面から力強く跳ねる「跳ね鯛」を描いています。
だいこく様の遣いであり、『因幡の白兎』でも有名な白うさぎは、素早く軽やかにかけ跳ねるその姿から、戦国武将が甲冑に勝利必勝の縁起を担いで用いたこともあるそうです。